2017ボストンマラソンで大迫傑選手が3位入賞!
2017年ボストンマラソンで嬉しいニュースがありましたね。
大迫傑選手が3位入賞!
しかも初マラソンです。出場者には、2時間3分~6分の自己ベストを持ったり、オリンピックや世界陸上で活躍したケニア、エチオピアの選手が多数。
タイムは、2時間10分28秒と特別速いとは言えないが3位という事実が素晴らしいと思います。
マラソンは、そもそも順位を競うスポーツですからね。
タイムは気象条件やペースメーカーの有無で大きく変わりますし。
大迫選手は、中学・高校時代から世代のトップクラスでしたし大学時代には日本のトップ選手へとなっていましたがナイキオレゴンプロジェクトに所属してから、さらに速く、強くなっている印象ですね。
5000Mの日本記録も更新しましたし。
昨年の日本選手権も現地で観戦をしましたが、ラストスパートの切れ味が凄まじい。
あの走りを見て、早くマラソンに挑戦して欲しいなと思っていました。
ただ、次の世界選手権はトラックで狙うとのことでしたし、マラソン練習をしているという情報もなかったですし、2月の丸亀ハーフでも神野大地選手に競り負けていましたし、、、。
と思ったら、このボストンマラソンでの走りに驚きました。
35km~40kmの5kmのラップも15分7秒だったらしいですね。走り方を見ているとマラソンでどこまで対応できるのか疑問、、、という感じですよね。
でもこのラップを見る限り、適正バッチリですね。
練習も、最高で35kmまでしか走ったことないらしく基本的には200mなどのスプリント系がメインのようです。週20kmほどの走行距離みたいですよ。
マラソン練習、なにが正しいのかよく分からん状態ですね。選手の特徴それぞれなんですよね、きっと。
でも、大迫選手がもっと距離を走る練習をすればとてつもないタイムが出るかもしれないし。。。
ただ現状、今回2位(リオ五輪3位)のラップ選手を見る限り、ナイキオレゴンプロジェクトの練習環境、内容が一番正しいという見方もできるかもしれません。今、世界の長距離トラック界で最強で同じナイキオレゴンプロジェクトのファラー選手の初マラソンも非常に楽しみになりましたね。
いやー、でも本当にこれから大迫選手がどのようにさらなる成長をしていくのか楽しみですね!
これを機に、日本の実業団にいる選手たちも一気にレベルが底上げされていくような気もします。
早く日本人選手の2時間5分台見てみたいですね。